震災地訪問記録9(追伸)

こんにちは。
データ復旧被災地支援チームです。

前回の記事まで8回にわたってご報告させていただいた震災地支援記録ですが、被災地の頑張ろうとしている姿をお伝えしたく仙台市内でみた『復興』を最後に記録させていただこうと考えました。

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仙台市内の小学校です。
校門の両側には、のぼりが立てられ「復興へ!学校の力結集」などと描かれています。被災にあった小学生が水を節水しなくちゃ、といいながらシャワーを浴びるときにわずかな間でも蛇口を閉めているといった話を聞きました。

仙台駅前です。
ご存知のとおり新幹線はじめJR在来線も長期に渡り運行が休止されるなど立ち入りができないほど被害があったそうです。しかし今ではそれすらも感じさせないくらい人の往来が多く、活気に溢れていました。

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仙台駅に隣接するホテルです。
ここもロビーが大きく崩れるなど甚大な被害があったそうですが、今ではその微塵もありません。震災当時の写真が掲げられていました。ホテルは休業となる中、シェフたちはもっと被害の大きかった地域に炊き出しに出かけていたそうです。

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こうした被災地の方々が頑張ろうとしていることをしっかりと受け止め、それに応えて私たちが応援するには何ができるでしょうか?
今、『わたしたちにできること』、このことを再び考える機会としたいと思います。

 データ復旧被災地支援チーム 一同

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震災地訪問記録8

こんにちは。
データ復旧被災地支援チームです。

仙台市の中心部ではあたかも日常生活を取り戻しているかのように見えます。
しかし、車で走っていると市街地の近くでも随所で突然道路が盛り上がり大きな振動が走ることもあり、ビルの中で天井を見上げると大きくヒビが入り傾いていることもあります。窓ガラスがないといった建物もあります。

そして沿岸部では町の中心部からは想像もつかない津波による爪痕が見られました。海岸から約2kmほど離れたところを南北に走る仙台東部道路という高速道路があります。これが堤防となりここを境に被災の拡がりを抑えたという話をお聞きしましたが、道路からみた東側と西側は全く違うものでした。

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こうした中、仙台市内にある仙台市災害ボランティアセンターを訪問しました。
ここは仙台市各地域にあるボランティアセンターの本部に位置づけられています。
盛岡市のようにここから各被災地に多くの職員の方が行かれているようでした。

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今回はお約束をしていた担当の方が会議中のためお話をしていたチラシを置いていくだけにとどまりました。いろいろな情報が壁には張られており、震災地域の地図が張られており仙台市内でいかに多くの広い地域が被災しているかが目に見えて分かりました。

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そして、私たちは仙台にあるデータ復旧サービスの提携をさせていただいている法人などを回らせていただきました。
地域に根ざしたニーズにあったサービスを提供するには、近くにいることがとても重要、というのはボランティア活動で感じたことですが、会社でも同じかと思います。
私たちが今日この地を離れたとしても、データ復旧について気軽に相談のできる窓口を近くに設けることが、とても大事だと考えました。

必要なときに必要な人に、いち早く的確なサービスを被災地の方々に今後もご提供できるように、強く願っております。

                                                               追伸に続く

震災地訪問記録7

こんにちは。
データ復旧被災地支援チームです。

仙台市中心部から車を走らせること約30分、郊外の町に拠点を置く
「NPO団体仙台災害支援ボランティア ヒューマン・タイズ」様を訪問しました。

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当日は、代表の佐々木麻矢様と副代表の野伏龍寛様が迎えてくださいました。

今回の私たちの支援の内容をヒューマン・タイズ様のホームページでご紹介いただいています。

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被災地支援のNPO法人として、3つをの目的を掲げられていらっしゃいますが、お話を聞くにつけ本当に精力的に活動されていました。
    避難所、施設でのボランティア活動
    復興支援のための義援金募集を目的としたオリジナルTシャツ、タオルの販売
    被災者に対しての雇用創出を目的とした活動

実際に活動されてているいろいろな様子のお話をお聞きすることができました。

マスコミで出ているような地域の避難所では3食ともおかずが出る一方で、あまり知られていないような地域ではおにぎりと梅干だけの食事が続いているということで、場所ごとにあった支援が求められているとおっしゃっていました。また、力仕事が必要な場合でも平日のボランティアはあまり人が集まらないため、学生のボランティアを募集したりといった工夫をしたり、、現地での支援以外には、全国各地を回り支援キャンペーンをされていて、先日も夜中、仙台から神戸まで車で移動し、朝到着後わずかな車中での仮眠後、キャンペーン活動をされたりと、そんなことをニコニコとした笑顔で普通に話されていた姿が印象的でした。

ほかにも様々な活動をされていますので詳しくは、ホームページを是非見てみてください。

今回私たちが提供させていただいた「夏服200枚」というのも佐々木様たちが現地からの声を拾い上げたものです。
寒い季節から時が経ち避難所もだんだんと暑くなってきているそうです。ただ着れるものというだけでなく、やはり女性の方はおしゃれを気にされるでしょうし、老若男女、年齢によっても好みがあるでしょう。
時の状況や場所にあったものを把握するには、避難所の方といかに直接つながっているか、というのが大事だと思いました。
私たちもそれにできる限り答えられるように弊社オンライン事業部と連携し、気に入っていただける”自分たちも欲しいと思う夏服”の調達に頑張ってもらいました。

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また帰りがけには、もちろんヒューマンタイズ様が販売されている復興支援Tシャツも購入させていただきました。

DSCN1027.JPG文字は、墨象家の荻野 丹雪(おぎの たんせつ)さんが描かれたものだそうです。 
他にも種類がありますのでどうぞご支援ください。

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データ復旧についてもニーズがあるということで各避難所や関係機関にチラシを配布して声を掛けてくださるということでした。

24時間365日の活動で、お疲れであろうに最初から最後まで笑顔と元気な姿で、ご対応くださったご両者に改めて感謝の御礼を述べさせていただくとともに、皆様の支援の努力が被災者の方々の生活の営みと心に確実に届くことを願っております。

震災地訪問記録6

こんにちは。
データ復旧被災地支援チームです。

東松島市ボランティアセンターを訪問しました。

当初コミュニティーパーク内の立派な建物(写真左)に伺いましたがここは目指している場所ではなく、「ボランティアセンターは隣接したテントだよ」、とそちらを案内しくださいました。
そこは、数個のテントとプレハブ連ね、壁はビニールという本当に臨時の場所でした。(写真右) 

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遅い時間にも関わらず、ボランティアセンターにつくと長期ボランティアをされているという本間様が歓迎をしてくださいました。
そして、センターの近くにある東松島市役所の職員の方が復旧して欲しい媒体をお持ちで何度か電話があったとのことで、すぐに連絡を取ってくださりお越しいただくことになりました。それから5分ほどして媒体を持っていらっしゃいました。

陸前高田市のように職員自体も被災しており、「職員の自宅のパソコンも被害を受けているのでこの復旧をお願いしたい人が多くいると思います」と、お話をされていました。私たちの企業理念 『いい技術は世の中を幸せにする』 を思い起こした瞬間でした。人の命をつなぐことはできずとも、人の思い出をつなぐことはできるかもしれません。

そして、このボランティアセンターでもパソコンがないということで、ノートパソコンと各種のソフトウェアを寄贈させていただきました。とても古いパソコンしかないとのことで大変喜んでいただきました。

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こちらを離れるころ、すっかり日は落ちていました。ボランティアセンター敷地内にあるボランティアの方々のたくさんの自前のテントがセンターを囲んでいます。

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場合によっては同じように、私たちも持参した自炊宿泊道具で、ここに留まることもできたかもしれませんが、私たちはここを後にすることにしました。明日は仙台市内を回ります。

震災地訪問記録5

こんにちは。
データ復旧被災地支援チームです。

私たちは気仙沼のボランティアセンターを後にしました。

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次は石巻に向かいます。

ここでは、WEBで私たちの今回の無料データ復旧サービスの活動を知った方が既に私たちに問合せをしてきているとのことで、気合が入ります。急いで向かわなければなりません。

しかし、急ぐときほどトラブルが起こるものです。
予想していたルートで向かうことができません。ここから戻るのに時間を要してしまい、他にもトラブルが続きお受けすることができない時間になってしまいました。

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そのため泣く泣く今回のご依頼者には東京本社に連絡を取り、対応をお願いすることになりました。
申し訳ありません・・・・
今後、被災者の方々へのスムーズな対応方法を用意すること。私たちに課された課題です。
次の地へ向かいます。

震災地訪問記録4

こんにちは。
データ復旧被災地支援チームです。

陸前高田から次の目的地 気仙沼に向かいます。
海岸沿いに国道45号東浜街道を南下します。しかし途中、ところどころに橋の崩落などがあり迂回を余儀なくされます。
約束の時間に間に合うか気が焦ります。

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リアス式海岸の特徴なのか細い入り江の水際と高低差がなす陸地が複雑に組み合わさり、眼前の光景は陸と海が激しく入れ替わります。そのため、被害を受けている地帯とそうでない地帯がほんの数メートルの差で生じているように見えます。この差が生死を分けたと思うと人間の無力さを感じます。

気仙沼が近づくと日常とあまり変わらない町の姿が現れます。しかし突如として一部だけ崩壊していたり、川沿い沿いでは陸に打ち上げられ放置された船などが見受けられました。日常の中に現実離れした世界があまりにも普通に存在していることがあまりにもありすぎます。

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さて、今回の訪問地は、気仙沼市社会福祉協議会 気仙沼市ボランティアセンターです。
ここにも被災者の方の避難場所になっており、数多くのボランティアの方と思われる姿と非難されていると思われる子供たちの様子が見られました。兵庫県など各地からの寄せ書きも壁中に貼られていました。

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ここで私たちはデータ復旧の仕事の他に、支援物資として10台のノートパソコンや各メーカーから預かったソフトウェアを無償提供させていただきました。
これらは事前にコンタクトをしてくださった気仙沼市内の各支援拠点に配布をされることになっています。陰ながら被災者支援業務の助けになることを願っています。

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震災地訪問記録3

こんにちは。
データ復旧被災地支援チームです。

盛岡から海岸方面に向かっています。海岸から来る反対車線には、物々しい自衛隊の車両や連なる緊急車両の隊列、山のように多くの瓦礫を積み込んだトラックが次々と通り過ぎて行き、まだまだ緊急事態であることを感じさせます。

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出発から約2時間半、陸前高田市役所に到着しました。
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駐車場に車を停めるなり、こちらに声をかけてこられた方がいらっしゃいました。私たちが無償データ復旧サービスをのために市役所に来るのをWEBで知っておられ、私たちの到着を駐車場でお待ちいただいていたのでした。

住民RIMG2926.JPGの方からお預かりした大切な媒体です。しかし媒体の状況からクリーンな環境での解体作業が必要と判断し、今回はお預かりしていくことになりました。ここから東京の復元チームに大事に引き継いでいく使命を得ました。

RIMG2934.JPGそして私たちの存在に周囲から気づいていただけるように用意してきたのぼりを立て次の依頼者を待つことにしました。

しかし、本来お約束をしていた陸前高田市役所の総務課のご担当者が仮庁舎内に居らず尋ねたところ、車で数分のところにも別な仮庁舎があり総務課はそちらとのこと、場所を移動することにしました。しかし場所を間違えたことは不幸中の幸い、もし正しい庁舎に行っていたら先ほど駐車場で待たれていた方には会えなかったでしょ
う。

もう一つの庁舎に到着するとそこはプレハブの庁舎です。壁際には濡れてふやけた書類の束がビニール袋に入って積み重なっています。
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お話を伺ったところ復旧したい媒体があるということでお預かりしました。媒体にも津波の爪痕が見られました。職員の方々も人命も失われるほどの被災をしており、それを補うかのように全国各地の市役所から職員の方が応援で派遣をされていました。そうせざるを得ないくらいの被害を前に、正直私たちは場違いな場にいるのではないかと自分に問いかける瞬間がありました。
しかし、ここでお預かりした媒体を見つめ、また多くのパソコンが流された中でも残ったパソコンで復旧したい方がいるというお話も聞き、自らのできることを信じその場所を離れました。

既にご存知のように陸前高田の被害はここで語ることができないほどのものです。私たちが見たものに安易に触れるべきではないと考えました。その代わりにこの地で見つけた『希望』をお伝えしたしたいと思います。

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震災地訪問記録2

こんにちは。
データ復旧被災地支援チームです。

東北自動車道もかなり復旧されてはいましたが、所々凹凸があったり、分離帯がチョーク跡のように書かれている区間がありました。翌日新聞を見るとプロのトラックドライバーでも荷物が破損しないようにととても難しい区間で気を使うという記事がありました。

そしてなんとか深夜に無事に盛岡に到着。NEC_0285.JPG

かなり内陸にあるここ盛岡は、建物が傾くなど巨大な被害はなかったとは言え被災地です。しかし、ある飲食店では売上の一部を義援金に回しますと看板にあり、自ら被災しながらも助けようという姿に驚きました。自らを鼓舞するようなメッセージも店内に沢山張られていました。

限られた時間で被災地の状況とニーズを何とか汲み取っていくことが大切かと思いました。
こうした中、翌日からの訪問に向け備えます。

さて、今回の訪問予定場所は、盛岡、陸前高田、気仙沼、石巻、東松島、仙台などの社会福祉協議会やボランティアセンター、市役所やNPO団体です。各地域や団体によって目的が異なります。最初の訪問地として盛岡を選んだ理由は、被災地域の支援団体を統括する機関が多くあるためです。

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そして、盛岡で最初に向かったのが、岩手県社会福祉協議会です。

ここは岩手県の各地域のボランティアセンターの本部になっています。
職員の方々の多くは早朝から既に被災地に支援に行かれており、被害の大きい海岸方面までは車で3時間近くかかります。

お会いした地域福祉企画部 ボランティア・市民活動センターの担当の方からお聞きをすると、ここは被災地の避難所にもなっていて当初は100人くらいの方が避難をされていましたが今は30人くらいまで減ってきましたとおっしゃっていました。

当初は衣RIMG2727.JPG食住を中心に求められているものが、段々と支援内容も変わってきており、データ復旧についてもニーズが段々と出てきているということでした。岩手県内各地のボランティアセンターにも周知くださるということで、パンフレットなどの必要な資材をお渡ししました。

ここでお話いただいた貴重な情報をもとに、我々も被災の大きい地域に向かいます。

震災地訪問記録1

こんにちは。
データ復旧被災地支援チームです。
東日本大震災で被害を受けられた方々に会社として何ができるか、真剣に考えました。
もちろ義援金という形でもご協力させていただきましたが、何か物足りない・・・もっとできることがある。

私たちの企業理念『いい技術は世の中を幸せにする』の中にある「技術」を生かした貢献をしたいということで、
直接、データ復旧で困っている方々のもとにお伺いすることになりました。

また、現地の方と連絡を取りあう中で、各地で不足しているものがあることが分かりました。
それらも我々のオンライン事業部と連携し、被災地向けに提供させていただくパソコンや夏服などを大急ぎで調達することになりました。

各被災地を回る総走行距離1350kmの旅。
時間の予測がつかないため道中宿泊する場合や復旧が長引いた場合の夜間作業に備えて、発電機や予備ガソリン、自炊/宿泊用機材なども用意しました。こうして揃えた被災地提供向けの荷物と復旧用機材など沢山の荷物を積み込みワゴン車が東京を出発しました。

日暮れが近づく高速道では、復旧作業に当たっていると思われる自衛隊の方々も見受けられました。
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今晩中に岩手県盛岡への到着を目指しひたすら進みます。
■今回訪問したルート
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東日本大震災復興支援「データ復旧サービスの無償提供」のお知らせ

日本データ復旧サービスセンターは、被災地における復興支援として、スタッフが現地に赴いてハードディスク等からのデータ復旧サービスを無償で実施するなどの活動を行います。
日程は6月9日と10日で、訪問先は、仙台市、気仙沼市、陸前高田市、東松島市、盛岡市、石巻市などを予定しています。
災害が原因で、コンピューターのハードディスクやデジカメなどに入っていたデータが見えなくなったなどのトラブルでお困りの皆様に、ぜひ活用していただければと存じます。
今回の訪問では、現地でハードディスクなどの状況を診断し、軽度・中度と判断されたものはその場またはお預かりして無償復旧いたします。障害程度が重症の場合や当日お越しになれない方には、特別割引(50%OFF)と致します。
データ容量が大きい場合は、データを納めてお渡しするための媒体(HDD)の実費を頂きます。
この他にも協力会社様のお力添えで「ソフトウェア無償配布」「ボランティアセンターへのPC無償提供」「支援物資(夏服)寄贈」「写真のデジタル化」を実施いたします。
詳細は、日本データ復旧サービスセンターの特設ページをご覧ください。
http://data119.jp/news201106/#jishin
今後とも、東北地方のパートナー提携企業及びボランティアセンターとの連携により、 被災地の生活やビジネスが早期に回復出来るよう、弊社としても微力ながら少しでもお手伝いしていきたいと存じます。
被災された皆さまが一日も早く日常を取り戻せるよう心よりお祈り申し上げます。