トップ > NAS データ復旧・復元について: 2011年11月

NASとRAIDの基礎知識

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NASの種類

NASには、データ保護の強化をはかったRAIDモデル、デジタル家電との連携重視モデル、ラック型など、家庭用・法人用の様々なNASが各社から提供されています。
主なシリーズには、バッファロー社のLink Station(リンクステーション)や
Tera Station(テラステーション)、アイ・オー・データ社のLANDISK(ランディスク)やHDLシリーズ、ロジテック社のLSVシリーズなどがあります。


「RAID」対応のNASとは?

RAID(レイド)とは、複数のハードディスク(HDD)を使って、データの信頼性を向上し、処理を高速化する技術です。例えばRAID1(ミラーリング)は、2台のHDDに同じデータを保存する方法です。もし1台のHDDが故障しても、他の1台があるので、データも無事に守れるし、サーバー自体(RAIDのHDD)も問題なく動作する、というわけです。

このように、HDDエラーが発生してもできるだけデータ喪失を防ぎ、データが消えてしまう、業務ができなくなる、などのダメージを最低限にする技術がRAIDです。

したがって、RAID対応のNASというのは非常に堅牢なストレージと考えられています。
NASには、「RAID 1」「RAID 5」「RAID 6」「RAID 10」などさまざまなRAID対応モデルが販売されています。
ところが、データ保存、データ保護には100%はないのです。
このように堅牢な構造のRAID対応NASでもデータが消えてしまう、データロスの危険があり、その事例は非常に多いのが実態です。

動画や音声ファイルなどが日常的なコミュニケーションに不可欠となっている現在、ますますデータ量は増大していくでしょう。
万一のデータ消失に備えて、二重三重の対策を立てることが、個人でも法人でも必須となっています。

NAS(ナス:Network Attached Storage)のデータ復旧事例を、前回ご紹介しました。

NASは、それだけで(NAS単体で)LANに接続して使うハードディスクのことです。
以前は企業用のストレージ機器でしたが、家庭内LANがかなり普及している現在では価格も安価で、設定も簡単な個人向けのNASが市場に多数出ています。

パソコンと接続する必要がなく、NASについているネットワークポートで直接LANに接続することができます。なぜNASが人気かというと、外付けのHDDは、そのPCの電源が入っていなければ他のマシンからデータを見ることができません。
ですが、単体でファイルサーバーとして存在するNASがあれば、PCがONでもOFFでも関係なく、他のPCやMac,デジタルTVなどの家電からデータにアクセスできます。

難しい設定が不要で、手軽であること。さらに省スペース、高性能化、低価格化が進み、NASはファイルサーバーとして大変人気があります。
しかし、大容量となったNASはあまりにも便利で、ついついビデオ動画や写真データなどをどんどん放り込んで保存。いつの間にかバックアップを忘れてしまっていた、ということにもなりがちです。

大切なデータを1箇所に保存しておく、ということは便利でもありますが、反面、データ喪失の危険が大きいということを忘れてはいけません。いざというときには、ダメージが大変大きくなってしまいます。

NASだからといって、またRAID構造になっているからといって、データは必ずしも安全ではないということを忘れずに、対策することが必要です。

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