パソコンやスマホ、携帯、音楽プレーヤーなどでデータが消えてしまったら、データ復旧ソフトを使ったり、データ復元業者に依頼すると、データを取り戻せる可能性があります。
消去、削除、間違ってフォーマットなどをしたデータも、このようなソフトやサービスを利用すると回収できる可能性があります。
この作業自体は、データ復旧、またはデータ復元、データ回収、データリカバリー、データサルベージなどいくつかの名称がありますが、どれも皆同じく"データ復旧作業"を指す言葉です。
さて、そもそもデータ復元は、どのような仕組みで可能なのでしょう?
PCでもデジカメでも携帯などでも、基本的にデータは、HDDやsDカード、xDカードに保存されています。
そのディスクやカード類に保存されているデータは、消えたときには管理情報がなくなっただけで、データ本体は多くの場合、まだHDD、カードなどのデータ保存領域に残っているのです。しかし管理情報上では、「存在しない」ことになっているというわけです。
このように「表面からは見えない」データを、データ保存領域に深く潜って見つけ出し、引き上げてくる作業がデータ復元作業です。
このようなデータ復元作業の呼び方は、英語では「data recovery」「data salvage」などと呼ばれます。salvage(サルベージ)とは、元々は海難で沈没した船や貨物などを海底から引き揚げる作業を指します。ここから派生して、トラブルにより消えてしまったデータを回収する作業を「データサルベージ」と呼んでいるのです。
また、ファイル復旧、ファイル復元、ファイル回収などの言い方をするソフトウェアや業者もありますが、どれも基本的には同じ意味です。
もしもデータが無くなってしまった場合は、少しでも早く復旧することが肝心です。
時間がたってしまうと、知らず知らずのうちにデータを上書きして復元できなくなってしまう危険が高くなるためです。
消えてしまったデータは沈没船だとイメージすると、少しでも早く引き揚げ作業をしなくちゃ! という気持ちになるかもしれませんね。