データが急に使えなくなったり、消えてしまう、データ消失。
現代社会は、日常生活の多くのシーンがデジタルデータと密接に関わっている時代です。
パソコンのデータだけでなく、デジカメ、iPhoneやアンドロイド、ウィンドウズフォンなどのスマートフォン、携帯、タブレット端末など、多様な機器が日常的なものとなっています。それだけ、データ消失の危険も増えています。
前に「データ喪失を防ぐ簡単な方法」としてデータ消失対策の王道とも言えるバックアップをご紹介し、さらに「データ喪失を防ぐバックアップのキホン」では、「バックアップ=複数データを用意すること」であるとご紹介しました。
ぜひこの原則は忘れないでください。
ちなみにこの原則は、RAID対応の外付けハードディスクをお使いの場合にも当てはまるのです。
RAIDとはデータ喪失を防ぐためのデータ保存の仕組みです。
もしもドライブ故障などが起きてもデータは消えないように、予め複数のドライブで構成されていて、大切なデータを万が一の故障等から守る設計です。RAID1やRAID5を搭載しているハードディスク(USBなどでの外付けHDDや、ネットワークハードディスク)をお持ちの方は、「RAIDでバックアップしているので、データは守られるから大丈夫」とお考えかもしれません。
ところが、RAIDを構成しているドライブが1つだけ壊れたら大丈夫だとしても、2本3本と同時に故障してしまう事故が起きた場合には、通常は対処しきれません。
そして、多くの場合はRAIDを構成するHDDは同じ時期の製造です。実は、複数ドライブが同時故障という非常事態も、十分に起こり得ることなのです。
大切なデータをデータ消失から守るためには、
RAIDだから安心とは考えずに、別途バックアップをとっておきましょう。