前回、パソコンが遅くなった時の対策、特にPCの電源を入れても反応が遅い状態、
いわゆる起動が遅いときの対処法をいくつかご紹介しました。
コンピュータの電源をONにしてからの待ち時間、つまり起動時間が非常に長くかかる
場合の対策としては、起動時の負荷を減らすことがあげられます。
起動を早くする方法には、先にご紹介した
・壁紙を軽くする
・デスクトップ画面にあるアイコンを減らす
・PC起動時に起動するソフトウェアを減らす という他に
・外部接続した周辺機器の電源を切っておく という方法もあります。
最後の項目について説明しますと、
例えば、外付けのハードディスクやプリンターなどが接続してあると、パソコンを起動してWindowsが立ち上がる際に、その外部機器を認識し終わってから準備完了となるわけです。使わない機器の電源を切っておくことで、Windowsは不要な接続機器の情報を認識しなくて済み、起動時間の節約になります。
ここで、一つ気をつけていただきたいことがあります。
スタートアッププログラム(Windows起動時に一緒に起動するソフトウェア)を減らす際に、不要かどうか分からないものは変更しない、ということです。
特にウィルス対策ソフトなどセキュリティ関係のソフトウェアは、絶対に解除しないでください。ソフトウェアが動作しなくなった途端に、ウィルスやマルウェアなどの被害に合う危険があります。
ときどき、PC起動時だけでなくPCの操作時にも、セキュリティソフトのせいで動作が重くなっているように感じられるかもしれません。
ですが、他のセキュリティ対策ソフトをインストールする準備をしている場合は別ですが、ただ動作が遅くなったというだけでセキュリティソフトを削除したりすることはおやめ下さい。
また、セキュリティソフトでなくとも、なんの働きをしているものかわからずにソフトウェアや関連ファイルを削除すると、思わぬ不具合や障害を招く危険があります。ソフトウェアの削除や停止は、きちんとソフトの内容を把握した上で実施しましょう。
これらの対策を取った上でも特に起動スピードが改善しない場合は、他の原因、例えばHDDの老朽化、寿命、回転速度が落ちている、PCのメモリ不足などスペック的な原因などを疑ってみる必要がありそうです。