こんにちは。日本データ復旧サービスセンターです。
今日は、昨今のハードディスクメーカーの業界動向についてお話しましょう。
ハードディスクの世界市場全体の規模は、298億$とされています。(テクノ・システム
・リサーチ/2006年度)市場規模も年々拡大してきているが、単価の下落速度も速い市場です。
世界的に見ると新規参入メーカーも後を絶たない一方、技術的、価格的な競争が厳しく
16年前には41社あったハードディスクメーカーは、撤退や合併、買収を繰り返し、現在6社と
なっています。
TOPはシーゲート(米)シェアは39%(約4割)を占めています。売上高は27億4,400万ドル、
出荷台数は3,925万台。同社の特徴は記録媒体などの主要部分を自社で生産する垂直統合型
の生産モデルを構築しており、高い利益率を誇る、といったところです。
2位はウェスタン・デジタルのシェアは19%売上は13億6,700万ドル。同社は1位のシーゲートとは
反対に主要部品を他社から購入する、水平分業型のモデルを採用しています。2007年には
メディア(記録媒体)業界で世界3位のコマグ(独)を買収し、垂直統合型へ移行する動きを見せ
業界内に影響を与えました。
3位は日本の日立グローバル・ストレージ・テクノロジーズ。IBMからハードディスクの事業部門を
買収、自社部門と統合して出来た日立製作所の子会社です。シーゲートと同様の垂直型モデルを
採用し、1インチ以下のハードディスクから、エンタープライズまでを手掛けるフルラインメーカー。
2007年度は垂直磁気記録方式*の新製品を市場に投入しています。
同率の4位は3社あり、いずれのシェアも8%台。サムスン電子、富士通、東芝がそれです。
サムスンは水平分業型を採用しています。富士通はヘッドは内製ですが、メディア(記録媒体)は
外部調達。東芝は水平分業型。但し、1.8インチクラスでは世界1位のシェアを確保。
ちなみに3.5インチクラスのシェアは、やはりシーゲートが1位。日立グローバル・ストレージ
・テクノロジーズは、2.5インチと1インチ以下の市場で1位を確保しています。
コマグがウェスタン・デジタルに買収されたことで、日系のメディア(記録媒体)メーカー、昭和電工
(世界シェア2位/22%)や、富士電機(世界シェア5位/11%)、HOYA(世界シェア7位/4%)の
今後の再編が注目されています。
*【垂直磁気記録方式】
媒体に垂直に磁気を通して、情報を記録させる。製品化は2006年から。従来の長手(面内)記録
方式より、密度を上げられるので大容量化が容易な方式であるといわれている。熱などに強く
干渉が少ないため、保磁力も高い。
参考)東洋経済新報社『IT・ネット業界地図2008年度版』より
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シーゲート、ウェスタンデジタル、HITACHI、FUJITSU、TOSHIBA、SUMSUNG
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