こんにちは。日本データ復旧サービスセンターです。
先般お伝えした「ダビング10」問題がついに決着しました。
(2008/6/21のNIKKEI.NETより)
テレビ局・電機業界は20日、デジタル放送の複製回数を現行の1回から10回*に緩和
する「ダビング10」の実施日を7月4日の午前4時から始める方針を固めた。同時刻に
新たな制御信号を乗せた電波を一斉に送る。
著作権団体と電機業界の対立で先延ばしになっていた新ルールは、当初予定の
6月2日からおよそ1カ月遅れでスタート。北京五輪に向けた家電商戦にかろうじて
間に合う見通しとなった。
*「コピー9回+ムーブ1回」に緩和されました。
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この期に及んでというかいまさらながらですが、「ダビング10」とは、"テレビ録画界の
憲法改正"ともいわれ、私達の録画ライフに大きな影響を及ぼすルールの策定です。
ダビング10に移行すると、地デジなどのデジタル無料放送には、従来のコピーワンス
信号に加えて、新たにダビング10を表す信号フラグ(コンテント利用記述子)が付いて、
ダビング10対応の放送波となります。
オリンピックが始まれば、スポーツファンでなくとも、五輪の名シーンを録画して手元に
残したいというニーズはあるわけで、地デジチューナー(大手家電)各社、記憶媒体各社も
大容量媒体のラインナップには、力を入れている様子が伺えます。
ユーザーとしては、ダビング10が始まっても、要するに「コピーワンスが10回」できる
だけで、DVDや次世代DVDに書き出した番組は、別のメディアに移し替えられないと
いう問題は解決されていないようにも思えます。
日本の放送業界は広告が支えてきた側面が多分にあるので、業界としては広告を
のせるコンテンツを大事に思っているようです。ですから、一度放送したコンテンツを
もう一度見たければ、メディアを買って下さい、というビジネスモデルを築いてきました。
その収益モデルを大きく転換したくないと考えているのではないでしょうか?
これに対し、米国では一つのコンテンツをなるべく多くのメディアで販売し、そこから
収益を得ようという考え方が主流のようです。(ワンソース・マルチユース)
コンテンツの大量コピーが出回りすぎて、製作者や放送事業者に利益が還元されない
ようでは、よい作品は生まれづらいでしょうし、よいビジネスになりませんが、かと言って
ユーザーに利益*のない"憲法改正"をしたところで、大きな収益の確保は難しいとも
思われます。
*『TV放送からの私的録画に関するアンケート調査』(社団法人 電子情報技術産業協会)
日本型の市場では、米国のようなワンソース・マルチユースを「課金型」か何かで実現
できれば、三者のバランスも取れるのかも知れません。何れにせよ、オリンピックの前に
決着がついて一息ですね。2008年8月8日~24日は、北京オリンピックで活躍するお好きな
アスリートの録画を心行くまで愉しみましょう、それでは!
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かけがえのない録画だってある!メディアに焼いたデータが開けなくなったら・・・
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